中央アジア旅行、ウズベキスタン「モイナク」編です。
今回の旅のスケジュール
1日目 4/27(土)
関空9:45→北京12:05 (ANA)
北京トランジット
2日目 4/28(日)
北京5:55→アルマトイ(カザフスタン)9:05 (エア・アスタナ)
乗り継ぎ3h
アルマトイ12:20→タシケント(ウズベキスタン)12:50 (エア・アスタナ)
乗り継ぎ5h
タシケント18:05→ヌクス19:45 (ウズベキスタン航空)
ヌクス泊
3日目 4/29(月)
ヌクス→ムイナク (タクシーチャーター)
船の墓場へ
ヌクス泊
4日目 4/30(火)
ヌクス→ホジェリ(国境)→トルクメニスタン入国→ダルヴァザ(ガイド車で移動)
地獄の門へ
カラクム砂漠にてテント泊
5日目 5/1(水)
ダルヴァザ→国境→ウズベキスタン入国
国境→ヒヴァ
イチャン・カラへ
ヒヴァ→ウルゲンチ空港
ウルゲンチ22:35→タシケント23:55 (ウズベキスタン航空)
タシケント泊
6日目 5/2(木)
タシケント→サマルカンド (タクシー)
レギスタン広場へ
タシケント泊
7日目 5/3(金)
タシケント14:20→アルマトイ16:50 (エア・アスタナ)
乗り継ぎ5h、カザフスタン入国
アルマトイ22:20→北京4:55(5/4) (エア・アスタナ)
空港泊
8日目 5/4(土)
北京14:20→関空18:35 (ANA)
帰国
ヌクスからモイナクへ
ウズベキスタン・首都タシケントへ到着後、北西部のヌクスに移動し1泊しました。
その翌朝、「モイナク」という場所へ日帰りで向かいます。
かつて漁業で栄えた都市モイナク
モイナクはヌクスから200㎞ほど北部に行ったところある都市です。
20世紀半ばまではアラル海に面しており、漁業が盛んに行われていたそうです。
アラル海はかつて、世界で4番目の大きさを誇る湖でした(東北地方とほぼ同じ大きさ)。
しかし、1940年代以降、当時のソ連は流入河川である「アムダリヤ川」と「シルダリヤ川」の水を灌漑事業に利用。アラル海への流入量は大幅に減少し、湖は急速に縮小しました。
その結果、モイナクは現在の海岸線からは100㎞以上も離れてしまいました。
当時の港には船だけが置き去りにされており、「船の墓場」と呼ばれています。
ホテルでタクシーをチャーター
宿泊していた「Asem Hotel」でモイナクまでのタクシーをチャーターしてもらいました。
タクシーはホテルで頼む以外にも、空港前の道路でもたくさん客引きがおり、その中にはモイナクと叫んで客引きしている運転手もいたので、そちらを捕まえる方法もあります。ただし、ボッタクリに遭う可能性も高そうなので、今回はホテルで頼みました。
また、交通費を安く済ますなら公共交通(バス)でのアクセスも可能なようです。
朝9時から2時間おき、1日4本のバスがモイナク行きとして運航しているようです。
自分もこのバスで行きたいと当初思っていましたが、同行した友人の反対を受けタクシーにしました。。。
モイナクまでは3時間ほど
ヌクスからモイナクまでは、タクシーで約3時間ほど。
途中、ガソリンスタンドで給油。

ガソリンスタンドと言いつつ、給油しているのはガソリンではなく、天然ガスです。
ウズベキスタンでは天然ガス資源が豊富かつ安価なため、車の動力は基本的にガスを用いています。
給油中は車外に降りるのが決まりなようで、この間にトイレや併設されている商店で買い物したりします。

羊の群れに遭遇したりしながら、モイナクの船の墓場に到着しました。
船の墓場は街の北部にあります。

1960年から現在に至るまでの水域の変化が示されています。
シルダリヤ川は北部から、アムダリヤ川は南部から流入するのですが、南側はほとんど干上がっています。
シルダリヤ川よりもアムダリヤ川からの流入量の方が著しく減少したと考察できます。

先ほどの展示では2016年まででしたが、こちらのモニュメントは2019年版になっていました。


こちらが残された船です。船の周りはコンクリ舗装されていますが、これは干上がった後に観光目的で整備されたもののようです。

崖の上が先ほどのモニュメントがあった場所。もともとはあの位置まで水位があったということでしょう。

ヌクスには全くいなかった観光客。ここでは結構いました。現地の子供たちに加え、欧米人など。中には日本人もいました。



こちらの大型船。頑張ればよじ登ることもできます。ただし船は錆び付いて激しく朽ちているため、いつ壊れてもおかしくないので注意が必要。


色々な角度から写真を撮影したり、船に登れずにいた日本人の方を手伝ったり、なんやかんやで2時間弱滞在。その間タクシーの運ちゃんにはずっと待ってもらっていたので申し訳ない。。。
その後、同じ道を戻りヌクスへと戻りました。
ソ連の灌漑によって失われたアラル海、現在ウズベキスタン側では湖底に見つかった天然ガスの採掘事業などが進められているそうです。
一方、カザフスタン川ではわずかに流入するシルダリヤ川にダムが建設され、少しずつ水位が回復してきているとのこと。おかげで漁業も再興の兆しがあるそうです。
20世紀最大の環境破壊ともいわれるアラル海の消失。実際に自分の目で見ることは貴重な経験になったと思います。
カザフスタン側にも機会があれば訪れてみたいと思います。
この日はヌクスにもう1泊し、翌日は国境を越えトルクメニスタンへと入国します。
以上、ご覧いただきありがとうございました。


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